ドキュメント

    Unreal エディタプラグイン

    Unreal Engine チームのためのクラウド CI/CD。エディタから離れることなく、ビルドの実行、ログのリアルタイム表示、アーティファクトのダウンロード、AI によるエラー修正の支援を利用できます。

    動作要件

    • Unreal Engine 5.7
    • ホストプラットフォーム: Windows 64 ビット、または macOS (Apple Silicon / Intel)
    • SpeedrunCI アカウント — app.speedrun.ci で無料登録できます
    • バージョン管理の接続 (Git、Perforce、Plastic SCM のいずれか) — SpeedrunCI のダッシュボードで一度設定します
    • 1 つ以上のパイプライン — プラグインからビルドを実行するには、SpeedrunCI のダッシュボードで事前に設定しておく必要があります

    プラグインはエディタ側からビルドを実行・監視するためのもので、実際のビルドは SpeedrunCI のホスティング環境で実行されます。バックエンドを自前で構築・運用する必要はありませんが、アカウントは必要です。

    インストール

    1. Epic Games Launcher から Fab Marketplace 経由でプラグインをインストールします (ライブラリ → エンジンバージョン → インストール済みプラグイン)。
    2. UE 5.7 のプロジェクトを開きます。不足しているモジュールの再ビルドを求められたら はい をクリックします。
    3. 編集 → プラグイン を開いて「SpeedrunCI」を検索し、有効になっていることを確認します。再起動を求められた場合はエディタを再起動します。

    初回サインイン

    1. SpeedrunCI パネルを開きます。Ctrl+Shift+K (Windows) または Cmd+Shift+K (Mac) を押します。ツール → その他 → SpeedrunCI からも開けます。
    2. セットアップウィザードが表示されます。Browser Sign-In をクリックします。
    3. 既定のブラウザで app.speedrun.ci/auth/editor-plugin が開きます。そこでサインインします。
    4. ブラウザがローカルのコールバックにリダイレクトし、ウィザードは自動的に Project Selection へ進みます。
    5. 組織、プロジェクト、既定のパイプラインを選択し、Finish Setup をクリックします。

    エディタトークンは OS のセキュアな資格情報ストア (macOS キーチェーンまたは Windows 資格情報マネージャー) に保存されます。対応プラットフォームでは、ディスク上に平文で保存されることはありません。

    macOS についての注意: サインインの際、エディタは 19847〜19857 の範囲のポートでローカルのコールバックサーバーを一時的に起動します。macOS から受信ネットワーク接続の許可を求められた場合は 許可 をクリックしてください。このサーバーはサインイン完了後すぐに停止します。

    できること

    • ビルドを実行 — Play ボタンの隣のツールバーボタン、またはパネルから実行できます。現在のブランチで、チームの既定のパイプラインが実行されます。
    • ログをリアルタイムで確認 — 重大度 (エラー、警告) をハイライト表示し、file:line の参照はクリックで移動できます。
    • AI による推奨 — ビルドが失敗すると、AI が原因の説明と修正案を提示します。差分を確認して、ワンクリックでローカルに適用できます。
    • アーティファクトをダウンロード — 8 並列のチャンク転送で、クック済みの PAK、IPA、APK、Xbox の .xvc、PS5 の .pkg などを高速に取得します。
    • 事前チェック — ビルドを実行する前に、未保存のアセット、未コミットの変更、Blueprint のコンパイルエラーを検出します。
    • ビルドストリーク — 軽やかなゲーミフィケーションで、CI をグリーンに保つ習慣が身につきます。
    • ローカルのシェーダーコンパイル高速化 (Windows のみ) — 編集中は ShaderCompileWorker と UnrealLightmass のプロセス優先度を通常より高く設定し、シェーダーのクックとライティングビルドを短時間で終わらせます。

    設定

    編集 → プロジェクト設定 を開き、左のナビゲーションの プラグイン から SpeedrunCI を選択します:

    • API のベース URL (既定は https://app.speedrun.ci。セルフホスト環境の場合のみ変更します)
    • 既定の組織、プロジェクト、パイプライン
    • アーティファクトのダウンロード先
    • サウンド、ビルドストリーク、シェーダー高速化、通知の設定

    AI による推奨は、SpeedrunCI ダッシュボードの 組織設定 → AI プロバイダー から組織単位で無効にできます。

    プライバシーとセキュリティ

    • エディタトークンは macOS キーチェーン または Windows 資格情報マネージャー に保存されます。対応プラットフォームでは、ディスク上に平文で保存されることはありません。
    • API 通信はすべて app.speedrun.ci への HTTPS で行われます。
    • プラグインがソースコード、プロジェクトのアセット、ワールドファイルを送信することはありません。ソースコードは、SpeedrunCI ダッシュボードで別途設定したバージョン管理の接続を通じてビルド基盤に渡されます。
    • プラグインは、ブラウザでのサインインのあいだのみ、19847〜19857 の範囲のポート (TCP、ループバックのみ) でローカルの HTTP サーバーを起動し、完了後は停止します。
    • プラグインが送信・保存する情報の詳細については、プライバシーポリシーの全文をご覧ください。

    トラブルシューティング

    ツールバーボタンが表示されない

    編集 → プラグイン で SpeedrunCI が有効になっていることを確認し、エディタを一度再起動してください。有効になっているのにボタンが表示されない場合は、出力ログを「SpeedrunCI」で絞り込んでエラーを確認してください。

    ブラウザでサインインしても戻ってこない

    OS のファイアウォールがローカルのコールバックをブロックしている可能性が高いです。macOS では システム設定 → ネットワーク → ファイアウォール を開き、Unreal Editor の受信接続を許可してください。Windows では Windows Defender ファイアウォールで Unreal Editor を許可してください。

    「AI Recommendations not yet available」と表示される

    そのビルドの AI 要約がまだ生成されていません。AI 要約はビルド後にバックエンドで生成されるため、SpeedrunCI ダッシュボードで該当ビルドの状態をご確認ください。生成されると、プラグインは次回の更新時に読み込みます。

    セットアップ中に「No projects found」と表示される

    アカウントがどの組織にも所属していないか、プロジェクトがまだ作成されていません。app.speedrun.ci で組織と 1 つ以上のプロジェクトを作成してから、プラグインのパネルを開き直してください。

    サインアウト / 再認証

    プラグイン内の設定パネルで Sign Out をクリックします。キーチェーンのエントリとローカルの認証情報ファイルが削除されます。次にツールバーをクリックすると、ブラウザでのサインインを再度求められます。

    その他の問題

    出力ログを開き、SpeedrunCI で絞り込んでください。プラグインは詳細にログを出力するため、最初の警告またはエラーが原因を示していることがほとんどです。それでも解決しない場合は、該当するログの抜粋を添えて support@speedrun.ci までご連絡ください。

    リンクとサポート

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